音楽と将棋とその他趣味

音楽とか将棋とか趣味についてのブログ

Rolling Stones

RCサクセションを知った時、同時にローリング・ストーンズという名前も知りました。

雑誌だったか、RCを日本のストーンズと書いてる記事があったからです。


聴くとRCが日本のストーンズというのには賛成しかねる部分もありましたが、まあそんな事はどうでも良いほどストーンズは最高でした。


まあストーンズについて今さら私が語る事なんてございません。

ビートルズと並び、音楽ファンなら誰でも知ってるバンドでしょう。


ひとつ思う事があります。

30年前にストーンズとして初来日を果たした後、ベーシストだったビル・ワイマンが脱退しました。

ビル・ワイマン脱退後、ストーンズはロックバンドからロック一座みたいなモノに変わったと思います。

音楽性などが変わったとは思いません。

しかしバンド感は薄くなってきてるように思います。

ビル・ワイマンが抜けたからどうということではなく、たまたま時期的に重なっただけかもしれませんけれど。

なのでストーンズを聴いたことない人にはビル在籍時の音源を薦めております。


あともうひとつ、これはよく言われてることかもしれませんが、ストーンズは他の人の曲のカバーがエラい上手い。そして格好いい。

個人的にはアルバム「Still Life」に収録されている「Twenty Flight Rock」と「Going To a Go-Go」が素晴らしいと思います。

カバー曲だけ集めたプレイリストでも作ってみようか。

美空ひばり

私の母親が美空ひばり好きで、コンサートなどには行ったことないようですがTVに出てれば必ず観てるような人でした。

私も横で一緒に観ていたわけですが、当時は子供で何もわからなかった、こともなかったように思います。

他の歌手とは何かが違うとは感じてました。


この方の偉大さ、歌の上手さ凄さは私なんかがここでどんなに書いても筆が追い付かないので書きませんが、ひとつだけ、美空ひばりの東京ドーム公演のDVDを観て欲しいです。

後にも先にも東京ドームでコンサートをした演歌歌手は美空ひばりだけでしょう。

しかしこのコンサートの前には入院していて、1年後には亡くなるわけですから、常人ではとてもコンサートなどできる状態ではなかったそう。

実際、始まる直前まで横になっていて、終わって舞台から下がった途端に倒れたとか。


しかしこのDVDを観ている限り、とてもそういう調子の悪さは感じません。

いや多少は感じますが、そこまで悪いとは感じない。

凄いもんです。

余談ですが、喉が痛いから歌えないなんて事はこの人にはないそうで、喉が痛かろうが鼻が詰まっていようが聴いてる側には何も感じさせず普通に歌えるそう。

同じことを藤山一郎という歌手も言っていて、この2人だけが国民栄誉賞を歌手でもらっています。


先に演歌歌手と書きましたが、ジャズなんかも歌っていてジャンルにとらわれた人ではなかった。

身長147cm、52歳で亡くなりました。

本当に惜しい人を日本歌謡界は喪ってしまったものです。

鮎川誠

YMOとほぼ同時期にシーナ&ロケッツというバンドもデビューします。


このバンドのギタリストが鮎川誠。


鮎川誠はその前からサンハウスというバンドでギターを弾いてて、キャリアは相当長い人です。


またYMOメンバーとも親交があり、名作「ソリッド•ステイト•サバイバー」で唯一のカバー曲である「デイ・トリッパー」でもギターを弾いてます。
正直なところ、最初に鮎川誠を知ったのはこの曲ででした。
このアルバムは「テクノポリス」など名曲が揃っていますが、「デイ・トリッパー」の格好良さはたまりません。
この少し前にDEVOというバンドが同じ様な感じでストーンズの「サティスファクション」をカバーしていたので、それに対抗したのかもしれません。
ビートルズの楽曲を選んでるところにその匂いはプンプンします。
ちなみにこの曲では5弦ギターを弾いてるとか。
鮎川誠のストーンズ・フリークぶりはよく知られていて、ロン・ウッドが抜けたら自分が入ると言っていたそうですから、キースの影響なんでしょう。
ビートルズの曲でストーンズしてるのがなんか面白い。


鮎川といえば黒のレスポール・カスタム。
今では塗装が剥げてしまっていて、歴史を感じさせます。
ライブでバンバン使ってましたからね。
もちろん他のギターも使っているのですが、もう40年以上このギターばかり弾いていた印象。
金に頓着しない?我が道をまったくブレなく行くミュージシャンとして、大好きなどと言う言葉では足りないロックンローラーです。